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【トイストーリー】ウッディは典型的な日本人サラリーマン

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今回は人気作品『トイストーリー』に登場するキャラクター『ウッディ』のヒューマニティや考え方について感想を書いています。

トイストーリーの主人公であるウッディは、仲間に何かあれば必ず助ける心優しいカウボーイです。
誰であろうと目の前で困っている人は放っておけない性格で、もし何か困難があった時は皆んなで打ち勝つんだ!という堅気な一面もあります。
私はそんなウッディのキャラクターが好きです。

先日、シリーズ最新作の『トイストーリー4』を見ました。
今回の作品は、トイストーリーシリーズの中でもで最もメッセージ性がある感動的な作品だと思います。
前回のトイストーリー3を超える作品は出ないだろうと思っていましたが、それを上回る内容です。

ここからはトイストーリー4の内容を交えて、感じたことをネタバレありで書いています。

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ウッディは日本人

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今回、トイストーリー4を見て感じたことは『ウッディ』は典型的な日本人だという事です。

今までの作品でも何度かウッディの口から語られていますが、彼は「皆んなが同じ所にいて、持ち主である子供にずっと遊んで貰うことがおもちゃの役目であり、それが一番の幸せなんだ」と信じています。

今までお世話になった主人に恩を返そうとする姿がとても律儀だなと思いました。
日本人のなかにもこんな真面目な人っていますよね。

一度入った会社に所属して一生そこで働くことが役目であり、それが自分達にとって一番の幸せな事なんだと思っているように。

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今回のトイストーリー4では、ウッディが持ち主の女の子『ボニー』にあまり遊んでもらえなくなってしまっていました。
他のおもちゃが遊んでもらえるなか、自分はなかなか遊んで貰えないという状況です。

そんななかで、幼稚園に入園して弱気になっていたボニーは、園内で寄せ集めたゴミを使って先割れスプーンの人形を作り、『フォーキー』と名付けました。
フォーキーは、ボニーの一番お気に入りのおもちゃとなります。

ウッディはそれを理解したうえで、ちょっとでもボニーを元気づけようとします。
ボニーと一緒に居たがらないフォーキーに「常に彼女のそばにいるように」と説得します。
他のおもちゃ達が遊ばれるなか、今までの様に主役ではなく裏方役にまわろうとするのです。

このあたりも日本人っぽい考え方だなと思いました。

サッカーやスポーツが好きな人はわかると思うのですが、今までずっと注目されていた海外のスター選手が、あるときから控えに回されたりすると、拗ねたり捻くれたりする事がよくあると思います。
ところが海外で活躍する日本人選手は、サッカーの長友選手みたいにレギュラーから控えに回った時でも自ら進んで裏方の仕事をやって、チームをサポートする人が多いですよね。
プロ意識や考え方が違うのだと思います。

話しを戻ります。
そんなとき、先割れスプーンのフォーキーが迷子になってしまいました。
ウッディが一人で外へ飛び出し、なんとかフォーキーを見つけ出した後、二人はとあるアンティークショップに入り込みます。
そこにいたショップのボス的存在である女の子型人形『ギャビーギャビー』にフォーキーが捕まってしまいました。

ウッディは真面目な会社員、ボーピープはパッカー

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ウッディだけがなんとかアンティークショップから逃げ出した後、偶然にもかつての持ち主『アンディ』の家で一緒に暮らしていた羊飼いの女の子型人形『ボー・ピープ』と再会しました。

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ボーピープ

その時の会話がちょっと面白いものでした。

ウッディ「君は迷子なのか?」
ボーピープ「あなた、迷子なの?」

同時に

ウッディ「そいつは酷い!」
ボーピープ「最高じゃない!」

と同時に言った後にお互いが「え?」となるシーンがあります。

トイストーリーのおもちゃ界でいう『迷子』のおもちゃとは、「持ち主が見つからず、自由勝手にやってる」というような意味が含まれています。
人間界でいうと、雇い主がおらず、どこの組織や会社にも所属していない「一匹狼」やフリーランスのようなものでしょうか。

ウッディは、持ち主がいないなんて可哀想だと思っているのです。
ボーピープは、持ち主がおらず、自由に行動することは素晴らしいと思っています。

その後、ボーピープとその仲間と一緒にアンティークショップへフォーキーを取り返しに行こうとします。
その時のウッディとボーピープの会話がまるで真面目な日本の会社員自由奔放なバックパッカーの様でした。

ウッディ「なんで一人でこんな事をしているの?」

ボーピープ「棚に飾られる人生が嫌になって、出て行ったの。」

ウッディ「すごいよ!君は一人でも立派にやってる。」

会話が続く

ボーピープ「迷子のおもちゃになっても大丈夫!私はこの街を出て世界を見ようと思うの。あなたもしたいと思わない?」

ウッディ「え!子供抜きで?!無理だよ。俺は古いタイプのおもちゃだからね。」

というシーンです。
まるで日本で聞いている会話の様で思わず微笑んでしまいました。

これがもし人間界だとすると、

ボーピープ「別に雇い主がいなくてもどこの組織に所属しなくても大丈夫!私はこの街を出て世界を見ようと思うの。あなたもしたいと思わない?」

ウッディ「え、会社を辞めて?!無理だよ。俺は古いタイプの人間だからね。」

という内容になると思います。

その後、ウッディとボーピープは仲間と一緒にフォーキーをなんとか取り返そうとしますが、皆んなフルボッコにされて退散します。
皆が痛手を負って傷心しているなか、興奮した様子のウッディは無理やり皆を連れてすぐに再チャレンジを試みますが、ボーピープが呆れながら問い質します。

ボーピープ「なんで行くの?なんでそこまでするの?なんで!?」

するとウッディがこう答えます。

ウッディ「もう俺にはこれしかないんだよ!」

ボーピープ「なんでそこまでボニーに拘るの?子供は他にも大勢いる。」

すると興奮したウッディがこう言います。

ウッディ「忠誠心だよ。迷子のおもちゃにはわからないだろうな!」

ボーピープ「…迷子はあなたの方じゃないの。」

この会話を聞いて、やっぱりウッディは物凄く日本人っぽいなと思いました。
ウッディは子供の傍にいる事こそおもちゃの一番大事な役目だと思っています。幼稚園の入園で弱気になっている持ち主のボニーをなんとか助けたかったのです。

人間界に置き換えると、忠誠心を大事にするウッディは、ピンチになっている雇い主に最後まで仕えることが役目であり、なんとか恩返ししたいと考える良き社員です。

ボーピープからすると、「そこの会社じゃなくても他にも働くところはいっぱいあるのに何でその会社に拘るの?」と言いたいのだと思います。

ウッディのこういう忠誠心を大事にするところがいかにも日本人ではないでしょうか。というか、もはや侍のような考え方だと思いました。

その後、一人でフォーキーを取り返しに行ったウッディは、ギャビーギャビーに捕まってしまいました。

ウッディに内蔵されているボイスボックスをゲットして子供に気に入られたいギャビーギャビーは、ウッディを説得するため、こんな事を言いました。

ギャビーギャビー「私もあなたと同じ気持ちで子供のそばにいたいの。
あなたはいつもボニーのそばにいて支えている。でも、正直に答えて。それって本当に素晴らしいこと?

そう言われて、固い信念を持ったウッディもついに心が揺らいでしまいます。

トイストーリー4はシリーズ最高の作品

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最後のシーンでは、久々に再会したボーピープの元を離れ、バズや他の仲間やボニーのもとへ帰ろうとします。
そしてバズが迎えに来たとき、ウッディは「本当にこれで正しいのか」という迷いが生じます。

そして、迎えにきたバズがこう言いました。

バス「ボニーは大丈夫だ。」

ウッディ「…本当に?」

バズ「ああ。内なる声を聞け。」

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そして、ウッディはバズや他の仲間とお別れし、ボーピープと一緒に旅へ出る事を決断します。

トイストーリーは、こういう友情を映し出すシーンも良いですね!

まさか3Dアニメにここまで感動させられるとは思いもしませんでした。
最近見たどのヒューマン映画よりも良い作品だったと思います。

トイストーリーに興味がない人でも今回のトイストーリー4だけは是非見てほしい作品です。

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もう一回みようかな。

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