『東ヨーロッパ』滞在の出費 【世界一周＆長期滞在する予算の目安】

今回は世界一周で滞在した東ヨーロッパでの出費について書きます。
世界一周中は、毎日全ての出費をメモに残していたので、エクセルに纏めて総出費と1日あたりの出費を計算しました。

東ヨーロッパで訪問した国は、ギリシャ、ブルガリア、セルビア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナ、ハンガリー、スロバキア、オーストリア、ポーランド、チェコです。
※セルビア、モンテネグロ、スロバキア、チェコは1日または2日滞在でしたので表のみ貼り付けています（総出費と１日あたりの出費も表に書いています）。

各国毎に分けた『日々の出費』と『出費の総額』データを本記事に画像で貼り付けました。
運賃（移動費）、宿泊費、外食費、食費（買い物）、観光費（入館料やツアー代）のジャンル別に分けています。
私たちは夫婦で世界一周しましたが、本記事での表示金額は1人あたりの出費です。
また、当時の為替レートと現地通貨での出費、日本円換算した場合の出費、日本円換算した場合の1日当たりの出費も書いています。
私たちの場合は中短期間での長距離移動が多かったので、1日あたりの移動費が高くなっています。1日あたりの滞在費のみを計算する場合は『出費の合計額－運賃（移動費）』で計算して下さい。

ギリシャ＆ブルガリアの出費

１．ギリシャ

滞在日数は11日間、総出費は約78,667円、1日あたりの出費は約6,556円。
見返してみると1日あたりの出費が半端ない！理由は地中海＆エーゲ海でリゾートアイランドホッピングをし楽しんでいたからです。サントリーニ島、ミコノス島、ロードス島というセレブが通うような島々です 。貧乏旅行ですることかよ！って思いますが、白の家々が建ち並ぶミコノス島にはどうしても行きたかったのです 。勿論、安めの宿に泊まって、食事もある程度の節約はしていましたが、いつの間にかこんな金額になっていました。島はすべて大型フェリーで訪れたので船代も含まれています。

２．ブルガリア

滞在日数は4日間、総出費は約11,097円、1日あたりの出費は約2,774円。
物価は東南アジア並みで隣国ギリシャの出費と比べると半額以下でした。首都ソフィアの『10 coins hostel』に滞在していましたが、沈没しそうな居心地の良さでした。移動費は次の国、セルビアへ向かうバス代なので1日の出費は実質￥2,188円（移動費抜き）ほどです。

セルビア＆モンテネグロの出費

３．セルビア
1日滞在なので何とも言えませんが、ブルガリアより少し物価は高めというぐらいだと思います。

４．モンテネグロ

短期間なので判断は難しいですが、旧ユーゴスラビアで唯一ユーロを使って降り、周辺の国よりも物価が高いと感じました。西ヨーロッパと同等ではないでしょうか。

クロアチア＆ボスニアヘルツェゴビナの出費

５．クロアチア

滞在日数は5日間、総出費は約17,993円、1日あたりの出費は約4,498円。
長距離バスの料金2回分が含まれているので、 1日の出費は実質￥2,676円（移動費抜き）ほどです。 意外と安いですね。滞在場所はドブロブニク、ザグレブです。

６．ボスニアヘルツェゴビナ

滞在日数は3日間、総出費は約15,435円、1日あたりの出費は約5,145円。
長距離バス代と買い物した金額（1日あたり1300円+391円）を抜くと7、1日の出費は実質￥３,454円（移動費抜き） です。

ハンガリー＆スロバキアの出費

７．ハンガリー

滞在日数は5日間、総出費は約36,709円、1日あたりの出費は約7,342円。
1日あたりの出費がものすごく高い…これには色々と理由があるのです。
まず外食費に関しては、ブダペストの広場の屋台で食事をしたのですが、これがびっくりするほど高かったのです。まさかそんなに高いはずがないと思い、円換算したときの金額のケタを1つ間違って計算していました。そしてハンガリーといえばフォアグラ！ということで有名レストランでフォアグラも食べてしまいました。
その他のところに関しては、罰金を取られたのです。これ、かなり腹立たしいのでまたカテゴリに「トラブル集」を作って書きたいと思います。
最後に買い物で18,000円も使ってるのですが、全く思い出せないです。
という事で申し訳ないですが、ハンガリーは参考にならないと思います。物価はクロアチアと同じぐらいだったと思います。

オーストリア＆ポーランドの出費

８．オーストリア

滞在日数は3日間、総出費は約17,486円、1日あたりの出費は約5,829円。
物価の高さは西ヨーロッパと同じぐらいです。上記出費も 長距離バスの料金が含まれているので、それを抜くと1日の出費は実質約￥4,000円（移動費抜き）ぐらいです。滞在場所はウイーンです。日本の大都市と同じでホステルも競合相手が多く、ドミトリーの料金は結構安かったです。

９．ポーランド

滞在日数は3日間、総出費は約17,698円、1日あたりの出費は約5,899円。
ポーランドの物価は安いです。ただ、ポーランドのクラクフに滞在し、3日間でシンドラー工場やヴィエリチカ岩塩坑、アウシュヴィッツにも行ったので1日あたりの出費が高くなっています。ポーランドはもう少し長く居ても良かったと思っています。

東ヨーロッパ47日間滞在の出費

東ヨーロッパでの総出費は、約 ¥140,246
1日あたりの出費は 約 ¥5,194 (宿泊費と食費だけの場合約¥2,590) でした。

上記料金にギリシャは含まれていません。物価が西欧並みに高いギリシャを入れると、東ヨーロッパ旅行する場合の予算がわかりづらくなっていまうので、 ギリシャは『西ヨーロッパの出費』で計算しています。下記の出費表は、ギリシャの出費入り出費別の2パターンで作成しました。
東ヨーロッパはかなり駆け足で通り抜けたので、移動費が異様に高くなっています。下の表を見て頂ければわかると思いますが、 宿泊費と食費のみであれば1日の出費は約¥2,590ほどです。
東ヨーロッパは国によってかなり物価が変わりますが、東南アジアよりは高く、中近東よりも少し高いといったところでしょうか。西ヨーロッパと比べると断然物価が低いです。

ギリシャの出費抜きの出費表

ギリシャの出費込みの出費表