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かつて存在したタイの『アユタヤ日本人町』観光

ayuttaya-japan-town世界で見つけた日本

アユタヤは、首都バンコクから約80キロメートル北に位置するタイの古都です。
バンコクに首都が築かれる前の1351年から1767年までタイ(アユタヤ王国)の首都だった場所です。

アユタヤ王国には、アユタヤ日本人町といわれる数千人の日本人が住んでいた集落があり、アユタヤ王国で最高官位の一つに就いた『山田長政』というとんでもない日本人もいたそうです。

現在、アユタヤ日本人町は博物館になっているという事を聞き、2014年にバンコクで中期滞在していた時にこのアユタヤ日本人町を訪れてみました。

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バンコク→アユタヤ日本人町へ

私は個人旅行だったので、バンコクからアユタヤまで電車を利用して訪れました。
その時のアクセス方法です。

バンコクからアユタヤへのアクセス

滞在していたバンコクのカオサンエリアから、タクシーでタイ国鉄の『フワランポーン駅(Hua Lamphong Station)』へ行きました。
別名クルンテープ駅(Krung Thep Station)とも言うそうです。

ちなみにタイに詳しい人には常識かもしれませんが、バンコクのタクシーは基本的にメーターを使用します(メーターを利用しないタクシーは結構高い確率でぼってきます)。

フワランポーン駅はバンコクの中でも主要な駅の一つなので、わりと大きな駅です。

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フワランポーン駅からアユタヤ駅まで毎日30分から1時間ペースで電車が運行しています。

所要時間は列車によって差があるそうでますが、大体1時間~2時間ほどだと思います。
私たちが乗った列車はアユタヤまで約2時間半ほどかかりましたが、おそらく一番安い電車に乗ったからだと思います。

電車の車両には数段階のランクがあります。
私たちはクーラーなしの一番安い3等車に乗車しましたが、片道15バーツ(約50円)でした。
約80kmに道のりでこの料金なので、日本の電車では考えられない安さです。
※2014年4月に利用したときの料金です。

3等車は窓が開けれる古い電車でしたが、ちょっとボロい感じがレトロで良いです。

ちなみにクーラー付きの車両は300バーツ(約950円)でした。
私たちが乗車したクーラーなし車両の約20倍ですが、距離を考えるとそれでもかなり安いですね。
やはりエアコン代はどこの国でも高額なのだと思います。

電車から外の景色を眺めながら風に吹かれていると、あっという間にアユタヤ駅に到着しました。

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ちなみに帰りは70バーツのちょっと良い車両に乗車したので、アユタヤからバンコクまで1時間半ほどで帰ってくる事ができました。

アユタヤ駅からアユタヤ日本人町

アユタヤ日本人町は郊外にあり、観光名所や遺跡が密集するエリアからは離れています。
タイ国鉄のアユタヤ駅からは約3.5kmの距離があります。

そのため、アユタヤ駅からはタクシーやレンタルバイクを利用する必要があります。
もし徒歩で行く場合は、約3.5kmなので所要時間は40分~1時間ほどでしょうか。

私はアユタヤ到着後、駅周辺で見つけたレンタルバイク屋でミニバイクをレンタルして、アユタヤ中心部を観光した後にアユタヤ日本人町を訪れました。

アユタヤ日本人町を散策

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アユタヤ日本人町の入口には「アユチヤ日本人町」と書かれた看板が立っていました。

何故「アユチヤ」なのかはわかりません。
タイ語でのアユタヤ発音が「タ」よりも「チ」に近いのでしょうか。
それともただの書き間違いでしょうかね。

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日本人町があった場所に現在は博物館があるのですが、とても広い敷地です。

博物館前にある川は、有名なチャオプラヤー川です。
この川はバンコクまで続き、その後はタイランド湾へ流れていきます。
下写真では草が多い茂っていてわかりにくいですが、一応チャオプラヤー川です。

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日本人町から川の対岸にあるのは、元ポルトガル人町です。
教会らしき建物が見えました。

日本人町の住民の数は、全盛期で1,000~1,500人とされていますが、一説では7,000人~8,000人いたともいわれています。
確かにそれほどの人口がいれば一つの村ができますね。

日本人町に住んでいた日本人は、主に戦国時代に君主を失った侍や迫害を逃れてきたキリスト教徒だといわれています。
特に関ケ原の戦いの後、多くの流浪がアユタヤへたどり着いたそうです。
アユタヤ王国側も実戦豊富な侍を傭兵として雇いたいという意図があったため、受け入れが容易だったそうです。

当時、世界最強だったスペインの艦隊がアユタヤを攻めた時に、日本人軍団が二度も撃退したという逸話があります。
豊臣秀吉の時代、全盛期のスペインが侍だらけの日本を攻め落とすのは無理だと判断したといわれていますし、戦国の世を生き抜いた戦闘民族のような元侍達がスペイン艦隊を撃破しても何ら不思議ではないと思います。

そんなアユタヤの日本人の長だったのが下写真の銅像『山田長政』です。
写真は逆光ですが、アユタヤの伝統衣装を着ているのかと思います。

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今の東海地方のどこかで生まれ、沼津藩主に仕えていましたが、1612年に朱印船でアユタヤへやってきました。
1590年生まれでなので、22歳の若さでアユタヤへやってきた事になります。
外国人なのにも関わらず、アユタヤ王国の官位制度3位の伯爵にまで上り詰めたとんでもない人物です。

台湾の『八田與一』やリトアニアの『杉原千畝』もそうですが、現地では英雄なのにも関わらず、何故日本ではほぼ無名なのでしょうか。
こういう世界に誇れる日本人について、学校の授業等で教えてほしかったです。

話しは戻り、アユタヤ日本人町の館内はとても本格的な博物館になっています。
入館料は50バーツ(約160円)でした。

日本人町の成り立ちや当時の様子が展示やビデオで解説されています。

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日本刀までありました。

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日本とタイの交流についても知ることができます。

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とても見応えのある博物館だったので、来てみてかなり良かったと思います。
アユタヤを訪れた時は、立ち寄ってみてほしいスポットです。

アユタヤで訪れた他の観光スポット

アユタヤは一つ二つほど観光名所があるというような規模ではなく、京都の様にいたるところに寺院や遺跡が点在しています。

有名な木に囲われた仏頭。
ワット・マハタート(Wat Phra Mahathat)』という寺院の敷地内にあります。

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仏教国だったアユタヤには、いたるところに仏像がありますがビルマ軍が攻め入った時に壊されたため、胴体や首から上がありません。

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大きな野外の寝釈迦像。
ワット・ロカヤスタラーム (Wat Lokaya Sutharam)』というお寺です。

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どう見てもストリートファイターⅡのサガットステージでした。
思わず「ヨガファイア」と「昇竜拳」のポーズをしたくなってしまいました。

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とても大きな寺院遺跡。
ワット・マハタート(Wat Mahathat)』というお寺です。

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他にもアユタヤには数えきれないほどの寺院や遺跡が点在しています。
今回は1日だけの観光でしたが、また機会があれば2、3日かけて散策したい場所です。

アユタヤは本当に見所がいっぱいです。

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