今回は、海外で見つけたあらゆる日本について書く『世界で見つけた日本』カテゴリーに関する記事です。
2014年のブラジルワールドカップ開催前に私がタイを訪れた際、バンコクのチャトチャック公園駅がサッカー日本代表『サムライブルー』のグラフィックがデコレーションされていました。
後日調べてみたところ、ワールドカップブラジル大会での日本代表戦が全てタイでテレビ放送されることを受けて、日本サッカー協会が実施したようです。
サムライブルーに染まった『チャトチャック公園駅』
タイで日本代表化していた駅は、バンコクの中心から少し外れた場所にある『チャトチャック公園駅(Chatuchak Park)』です。
チャトチャック公園駅の前にあるチャトチャック公園では、ウィーケンドマーケットという巨大な週末限定マーケットが開催されます。
他には有名な観光名所があるわけではなく、平日は何の変哲もない広めの公園がある場所です。
日本人観光客が多く訪れるわけでもないこの駅が、なぜサムライブルー化する場所として選ばれたのかはわかりませんが、確かにサッカー日本代表のデコレーション一色になっていました。
海外の駅でここまで日本代表化しているのは、日本人として嬉しいですね。
バンコク在住と思われる一部のタイ人らも写真を撮っていました。
当時、日本代表の大エースだった本田選手と香川選手。
ザックジャパンで大活躍していた柿谷選手もいました。
この時のザックジャパンのメンバーがとても好きでした。
ワールドカップではグループリーグで敗退してしまいましたが、それまでの4年間の試合では毎回興奮させられました。
人生で最もサッカーにはまった時期だったかもしれません。
アジアでサッカー日本代表は人気
ワールドカップ開催前にアジア諸国、特に東南アジアを訪れて驚いたのは、サッカー日本代表が想像以上に人気だということです。
サッカーは、東南アジア全域で人気のスポーツですが、当時からタイやマレーシアのカフェやバー等では、Jリーグが放送されているのをよく見かけていました。
タイでは露店などで、各国代表の有名選手の名前が入ったレプリカユニフォームが販売されています。
当時、ワールドカップが近づくにつれて、カオサンロード周辺では、世界中の旅行者や現地のタイ人が各国の代表レプリカユニフォームを着て、お祭りの様に騒いでいました。
なかでも一番人気のユニフォームは、やはりヨーロッパや南米の強豪国だったと思います。
しかし、その次に人気のユニフォームは日本代表のサムライブルーでした。
おそらくアジアのチームではダントツ人気だと思います。
そもそも、アジアの代表チームでレプリカユニフォームが販売されていたは、日本代表のものだけだったかと思います。
「日本人観光客が多いから」という事も理由の一つかもしれませんが、それにしても日本代表ユニフォームを着ている人の割合はかなり高かったです。
もしかすると、韓国やオーストラリア、他のチームのユニフォームもあるのかもしれませんが、一番よく見かけるアジアのチームは、ダントツでサムライブルーでした。
当時は、世界的に有名なクラブチームに所属する本田圭佑、香川真司、長友佑都選手などがいたという事も理由の一つなのでしょうか。
ACミラン、マンチェスターユナイテッド、インテルミラン、シャルケなど、世界的ビッグクラブでプレーしていた日本人選手が一番多かったのはこの時代かと思います。
東南アジアでは、他にもマレーシアやカンボジア、ベトナム、シンガポールでも日本代表のユニフォームを着た人をたまに見かけました。
また、他の地域ではネパールや南米のコロンビアでも本田選手のユニフォームを着用している姿を見た事があります。
日本代表というチームが良いのか、それとも良い選手が多いからなのでしょうか。
もしかしたら当時のユニフォームのデザインが良かっただけなのでしょうか。
理由ははっきりとはわかりませんが、アジアではサッカー日本代表のユニフォーム人気が高いという事を知りました。
コメント