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カステロリゾ島のとんでもなく美しい青の洞窟【ギリシャ】

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日本人が「青の洞窟」と聞いて思い浮かぶのはイタリアのカプリ島だと思います。
しかし、ヨーロッパには青の洞窟を見れる場所がいくつか点在しています。

そのうちの一つが私達の訪れたカステロリゾ島(トルコ名はメイス島)です。

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カステロリゾ島へのアクセス

カステロリゾ島はギリシャですが、トルコ南部にあるカシュという集落から船で40分ほどの場所にあります。

トルコ側からのアクセス

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日本から飛行機で行く場合は、トルコ南部最大の都市、アンタルヤのアンタルヤ国際空港が最寄りの国際空港となります。

アンタルヤからカシュまではバス(乗り合いバン)に乗ります。
アンタルヤのバスターミナルから1時間に1本ペースで乗り合いバンが運行しています。
私が利用したバスは『BATI Antalya』という会社のバス。
所要時間は約4時間で料金は当時25リラ(約1,250円)でした。

ギリシャ側からのアクセス

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また、ギリシャ側からアクセスする場合は、ロードス島のロードス国際空港が最寄りの国際空港となります。

ロードス島からカステロリゾ島までは、『Blue Star Ferry(英語)』という会社のフェリーで約5時間、当時の料金は21.5ユーロ(約2900円)でした。
(私達は逆にカステロリゾ島からロードス島への航路で利用しました。)

ちなみにギリシャの首都アテネからカステロリゾ島までは約550kmも離れています。

トルコ側の港町 カシュ

トルコ側の港町、カシュのメイン通りです。
この集落からカステロリゾ島への船が運航しています。

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カステロリゾ島への船チケットは、この村のなかで見つけた旅行会社で購入しました。

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カシュからカステロリゾ島までの料金は25ユーロ。

売れ残りがある場合は、夜21時以降にハッピーアワーで割引になることも。
私はハッピーアワーで5ユーロ引きの20ユーロでチケットを購入しました。

ちなみにカシュから船を乗り継いでアテネまで行く事も可能です。
私は次のルートでカシュからアテネに行きました。

地中海とエーゲ海をフェリーで移動したルート
カシュ(トルコ)→カステロリゾ島(ギリシャ)→ロードス島→サントリーニ島→ミコノス島→アテネ

また、私はトルコのカシュで見つけたゲストハウスに1泊し、翌朝船でカステロリゾ島へ出発しました。

船から見たカシュの町並み

カステロリゾ島の港町

トルコのカシュから40分ほどでギリシャのカステロリゾ島に到着しました。
短い移動ですが、一気に町並みがギリシャらしくなります。

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カステロリゾ島は、面積は9.2km2ほどの小さな島です。
フェリーが到着する港周辺だけが栄えていますが、かつては内陸部にも集落があり、15,000人もの住民がいたそうです。

ちなみにカステロリゾ島(Kastellorizo)はギリシャ側からの呼び名です。トルコではメイス島(Meis)と呼ばれています。
かつてはトルコ領だったので、それぞれの呼び名があるようです。

私が利用したボート。
『MEIS FERRY LINES』というトルコ側の船会社です。

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野外の船着き場で入国審査があります。

島内には、商店や飲食店も何軒か点在しています。

下写真のレストラン『Aeolis』は、おそらく島で一番リーズナブル。
船着き場から歩いて1分の場所にあり、オーナーさんも親切でとても良いお店です。
Aeolisの場所(Google map)

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港風景を眺めながらゆっくりと食事させて頂きました。

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青の洞窟

カシュからのフェリーが到着する港周辺では、いくつかのツアー会社が「青の洞窟行き乗り合いボート」というチラシを持って営業しています。

ツアー料金は乗り合いの場合、1人15~25ユーロぐらいでした。
乗り合い人数によって料金も変動するようです。

私達は、ここカステロリゾ島で滞在した宿『Alexandra Pension(下部記載)』のオーナーさんとボート会社のスタッフが知り合いだったので、少し割引してもらいました。

しかもラッキーなことに貸切!

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ボートに乗ってから15分ほどで洞窟の入口が見えてきました。

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到着したのは夕方だったので、かなり潮が満ちており、ボートが入れるぎりぎりの時間でした。

ボート上で寝そべった姿勢になり、波が落ち着いた瞬間にわずかな空洞の入口をめがけ、一気にスピードを上げて青の洞窟に突入しました。

洞窟内に入って体を起こすと、そこはもう別世界でした。

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写真でもそれなりに青く光っていますが、実際はもっと洞窟内全体が青く輝くように照らされていました。

瞬きをすることを忘れるほど美しい光景です。

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満潮が近づいていたので数分の滞在でしたが、本当に行って良かったです。

カステロリゾ島の宿

カステロリゾ島は、小さな島なので宿泊施設もわずかしかありません。
私が訪れた時は、ホテルや民宿を含めても2軒か3軒しかありませんでした。

今は別荘やコンドミニアムが少し増えており、宿泊予約サイトからも予約が可能です。

カステロリゾ島の宿(Booking.com)

私達が滞在した宿も紹介します。

Alexandra Pension Kastelorizo

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私達が滞在した宿は、フェリー乗り場から徒歩5分の場所にある『Alexandra Pension Kastelorizo』です。

当時、宿泊料金はカステロリゾ島で最安値でした。
現在は最安値かどうか定かではありませんが、島内ではリーズナブルな方だと思います。

建物はギリシャの島らしく、白を基調とした小洒落た建物です。
新しい建物ではないですが清潔です。
部屋も十分な広さがあり、満足でした。

ホテルではなくアパート型宿泊施設なので看板は出ていません。

メイス島に到着すると、オーナーのアレクサンドラお爺さんが出迎えに来てくれていました。

最後に

私達が訪れたのは9月のミドルシーズンでしたが、人もそれほど多くなく、ゆったりと過ごす事ができました。

カステロリゾ島は、夏のシーズンや週末以外は観光客が殺到する事も多くないのかもしれません。

また、時間帯によるかと思いますが青の洞窟も貸切状態でした。
イタリアのカプリ島にある青の洞窟は、常に大勢の観光客が押し寄せているそうですが、カステロリゾ島の方はハイシーズン以外に混み合うことが多くないかと思います。

カステロリゾ島にある青の洞窟は入口が狭く、少数のボートしか入れないことが理由の1つかもしれません。

青の洞窟内をじっくり堪能する事ができ、洞窟内での遊泳も可能でした。

アクセスが良く、旅行者に人気なのはイタリアのカプリ島。
アクセスは良くないが、ゆったりできるのはギリシャのカステロリゾ島ではないでしょうか。

 

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