タイで象に乗るならパーイの『カレンエレファントキャンプ』

タイの北東部、ミャンマーとの国境付近ににパーイという集落があります。
タイ人には避暑地として知られており、町の中にはお洒落なカフェやレストラン、ゲストハウス、アートが点在し、海外からも旅行者が訪れる場所です。

そのパーイには、象に乗ることができるエレファントキャンプがいくつかあります。
そのなかでも特にお勧めしたい『Karen Elephant Camp（カレンエレファントキャンプ）』についてご紹介します。

Karen Elephant Camp（カレンエレファントキャンプ）

私がカレンエレファントキャンプをおすすめしたい理由は以下の点です。

おすすめしたい理由
・象に直乗りできる
・象と一緒に水浴びができる（希望者）
・スタッフがとても親切でサービス満点
・コストパフォーマンス
・良い意味で商売気が感じられない
・ローカルの雰囲気が味わえる

カレンエレファントビレッジは、パーイの郊外にあります。
詳しい場所については後述します。

この『Karen Elephant Camp』という看板が目印。

到着すると、女性オーナーらしき人が案内してくれました。
良い意味で全く商売気がないので、こちらから何か聞かないと特に営業はしてきません。

通常、タイで観光客を相手にする商売人なら、がっついた営業があると思います。個人的にはそれはそれでタイらしくて好きなのですが、このエレファントキャンプはそういったガツガツした営業がありませんでした。
日本人にはちょっと有り難い営業スタイルではないでしょうか。

受付を済ませて料金を支払い、道路を挟んで向かいにある象の家に案内されます。

象のいる建物に着いた後は木組みの階段を上り、そのまま象に乗ります。

タイでは象に乗るとき、象の上に木で作られたベンチが用意されており、その上に座ります。
しかし、カレンエレファントキャンプでは象に直接乗る事ができます。
タイで象に乗る事ができる場所はそれなりにあるのですが、象に直乗りできるところはかなりレアではないでしょうか。

タイの象乗り体験コースは、舗装された道路を10分から数十分ほど歩くのが一般的だと思いますが、ここのコースはちょっと変わっています。

カレンエレファントキャンプの象乗りコース
舗装道を歩く → 舗装されていない茂みを歩く → 象と一緒に川遊び

というなかなかワイルドな内容です。

実際のコースです。
エレファントキャンプを出発！

まずは舗装された道路を歩いて行きます。

このお兄さんが私達の担当でした。
見た目は怖そうですが、実はめっちゃ優男。
小さな娘さんも歩いてついてきてくれました。

出発してすぐに象が道路で脱糞したので、象使いのお兄さんが降りていってしまいました。
いつの間にか姿が見えなくなり、私達だけが象に乗って進んでいるという状況でしたが3分ほどでお兄さんが戻ってきてくれました。
象だけでもしっかり目的地へと向かって歩いてくれていましたよ。

舗装された道路から茂みの中へ。

少し歩くと川が見えてきます。

象に乗ったまま、いきなり川へダイブ！！！！

とても透明とは言えない川ですが、クリーンな水だったと信じたい。

ただ、ちょっと水を飲んだと思うのですが、腹痛も何も無かったので恐らく水質問題ないと思います。　でないと旅行者を川に入れませんよね。

油断してたらこんな感じで頭から振り落とされます！

めちゃくちゃ楽しい！

こんな感じで約1時間も象との触れ合いを堪能しました。

これだけ楽しませてもらって料金は800バーツ。
サービス満点で象使いのお兄さんもとても良い人だったので、普段ケチケチな私達がチップを渡しました。

Karen Elephant Camp（カレンエレファントビレッジ）は下地図の場所にあります。

パーイの中心地ではなく郊外にあります。
おそらく町のツアー会社とは提携していないと思うので、基本的にレンタルバイクやレンタル自転車、またはタクシーで訪問する必要があると思います。

私達はレンタルバイクで郊外をドライブしていた時に偶然このエレファントキャンプを見つけ、飛び込みで象乗り体験に参加しました。
シーズンにもよるかもしれませんが、待ち時間もなく、到着してすぐに乗ることができました。

パーイの中心地にあるバスターミナル周辺からレンタルバイクで20分ほどでした。
後日グーグルマップで距離を確認したところ、バスターミナルからカレンエレファントキャンプまでは7.4kmでした。

日本は勿論のこと、タイでもなかなかできない体験だと思います。
象に乗ることを検討されているなら是非パーイのカレンエレファントキャンプへ。