門戸厄神東光寺はこんなところ
・日本三体厄神のうちの一つ
・あらゆる災厄を打ち払うという厄神明王(門戸厄神)が有名
・高野山真言宗別格本山
・空海(弘法大師)によって厄除祈願が行われた
兵庫県西宮市にある厄除け・厄払いで有名なお寺です。
開創は西暦829年。嵯峨天皇の41歳の厄年に空海(弘法大師)により厄除祈願が行われたとされています。
京都の石清水八幡宮、和歌山の紀伊國一之宮 丹生都比賣神社(天野大社)とともに日本三大厄神とされています。
門戸厄神東光寺のある場所
門戸厄神東光寺は、兵庫県西宮市の小高い丘の上にあります。
お寺の南側は住宅街に囲まれており、すぐ後ろ(西側)には、関西学院大学や神戸女学院が隣接しています。
最寄り駅は阪急線の門戸厄神駅です。
駅から約750メートル、徒歩約10分の場所にあります。
車利用の場合は門戸厄神東光寺の参拝者専用駐車場もあります。
境内の様子
参拝者専用駐車場から徒歩1、2分の場所に上写真の門があります。
駐車場側にある門は正門ではありませんが、それでも立派な入口です。
ここからまっすぐ境内へ歩いていくと、表門の内側に辿り着きます。
日本三大厄神というだけあって、立派な門構えです。
お寺の下から正面ルートから徒歩で来ると、表門までの階段があるので、ちょっと良い運動になりそうです。
表門を潜ってすぐの場所には、中楼門という表門以上に大きな門があります。
中楼門の真下には「厄神明王」と書かれた雷門級に大きな提灯が吊り下げられています。
この大きさは全国的にも珍しいのではないでしょうか。
中楼門のすぐ下には女厄坂と呼ばれる33段の階段があります。
この階段を一段一段登ることで厄を落とすという意味があるそうです。
ちなみに男厄坂は先ほどの表門の下にあり、42段の階段になっています。
中楼門を潜ると、日本三躰の厄神明王を祀る本堂『厄神堂』があります。
厄神堂を向かって右側には、薬師瑠璃光如来を祀る『薬師堂』があります。
左側には大黒堂・愛染堂があり、そのすぐそばに『延命魂(根)』と呼ばれる巨木があります。
高野山にあった高さ60メートル、樹齢八百年の老杉です。
延命や病気平癒のご利益があるといわれています。
さいごに
日本三体厄神というだけあって、立派な境内でした。
とんでもなく広い神社というわけではありませんが、とても趣がある良い場所です。
小高い丘にあり、階段も多いので門戸厄神駅から徒歩で行く場合は、ちょっとした運動になるかと思います。
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