約6年前、数か月ほどフィリピンのバギオという街にある語学学校に通っていた事があります。
その際にフィリピン型麻疹にかかって入院し、ゲイの担当医に激しいセクハラをされるという恐怖を体験しました。
フィリピン型麻疹にかかる
当時、日本でも少し話題になっていたようなのですが、フィリピン国内ではフィリピン麻疹が流行し始めていました。
ただ、今回のコロナウイルスのように国中で蔓延していたわけではなく、一部の地域で流行っているという状況でした。
また、私は子供の頃に予防接種も受けていたのであまり心配はしていませんでした。
しかしある日の朝、目が覚めると頭痛と吐き気がありました。
体温を測ると、39度の発熱。
症状としてはインフルエンザに似ていたと思います。
その後も高熱が4日ほど続き、流石におかしいと思って病院に行くと、まさかの麻疹でした。
しかも噂のフィリピン麻疹!
その時に知ったのですが、子供の頃に受けた麻疹の予防接種は、大人になる頃にはすでに効果が薄れているそうです。
ちなみに私が通っていた学校では最終的に6人が感染しました。
フィリピンの病院で入院
そんなこんなで、私は街で一番大きな病院に3泊4日で入院する事になりました。
顔がやばい。
フィリピンのなかでは、わりとしっかりとした病院です。
食事は毎回こんな感じ。
それにしても青系の容器は食欲を無くさせます。
日本の病院も食事は美味くないけど、フィリピンは尚更です。
ただ、泊まったのは個室でそれなりに綺麗でした。
室内にテレビもあり、日本語でアニメも放送していました。
向かいの部屋では同じく麻疹で入院してる学校の先輩が喋り相手になってもらったので、それほど居心地の悪くない入院生活でした。
最低なゲイドクター現る
ただ!
夜、検診にやってくるドクターがちょっとやばいホモでした…
いや、犯罪者レベルです。
海外ではオープンなゲイなんて特に珍しいわけではなく、私はゲイの人に関しては何とも思っていません。
しかし、このドクターの事は軽蔑しています。
外見は、細身でナヨナヨしたオカマっぽいロン毛。
年齢はは二十代後半ぐらいでしょうか。
もしかしたら研修医だったのかもしれません。
毎晩10時になると部屋に入ってきます。
初日から検診中に関係ない質問のオンパレード。
「あなたは独身?結婚してる?彼女か彼氏は?」って。
麻疹の湿疹を見るから服をめくれと言い出し、最終的にはパンツも脱げと言い出しました。
「なんでそんな必要あるの?」と聞くと、それも検診だと言うのです。
「じゃあ、他の先生に一度聞いみる。」と真顔で言うと、そのまま無言で部屋から出ていきました。
おそらく、外国人は病院のシステムがよくわかっていないという事を利用し、そういうことばかりしているのでしょう。
隣室の知人はすでにセクハラされていた
その後すぐ、向かいの部屋に入院していた学校の先輩に報告しました。
すると、その先輩もすでに同じ事をされていました(笑)
しかもそのホモドクターが「俺は陰毛を全剃りしてるんだ。見せてやるよ!」と言って、勝手にパンツを脱いできたそうです。
見せつけられたものの、慌てて拒否して助かったらしいです…
そんな輩がドクターになったらアカンでしょ!
その日から夜10時になるのが憂鬱で、一刻も早く退院したくてたまりませんでした。
感染源が判明!
退院後、今回なぜ学校内で麻疹が流行したかがわかりました。
私が通っていた学校内で寝泊まりしていたゲイの調理スタッフが、かなり前から高熱が出ていたそうです。
その後、フィリピン麻疹にかかっていたことが判明しました。
高熱が治まらない時点で、他のスタッフが彼に病院へ行くことを強く促していたにも関わらず、1週間以上も頑なに拒否していたそうです。
その後、学校長が無理やり病院に連れて行きましたが、時すでに遅し。
とっくに麻疹のウイルスが蔓延し、校内で私を含む大勢に感染してしまいました。
ちなみにそのゲイスタッフは、生まれて初めて病院に行ったそうです。
今までは、何があってもご祈祷とマッサージのみで病を治していたらしいです(笑)
医療が発達したこのご時世でご祈祷とマッサージだけで治すって、純粋にすごいなと思ってしまいました。
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