須磨寺はこんなところ
・源平ゆかりの地
・源義経の陣地
・数々の有名人にゆかりがある
・エンターテイメント性の高い銅像が点在する
・大きな境内
・ネパールと関係がある
真言宗須磨寺派の本山『須磨寺』は、創建仁和2年(886年)の古いお寺です。
正式名は上野山福祥寺(じょうやさんふくしょうじ)というそうですが、私も最近まで知りませんでした。
このお寺は、源平の「一の谷合戦」が行われた時、源氏の大将『源義経』の陣地だったと伝えられれています。
今まで何度かこの場所を訪れていますが、須磨寺のホームページを見るまでは知りませんでした(汗)
他にも豊臣秀頼が本堂を再建したり、空港ゆかりの地であったり、正岡子規・松尾芭蕉句碑があったり、何かとすごいお寺です。
神戸市民にはとても有名なお寺ですが、神戸の郊外にあるので県外から来る人にとってはあまりよく知らない場所ではないかと思います。
須磨寺を散策
案内図を見るとかわるように須磨寺はとても大きなお寺です。
ささっと見ても30分はかかると思います。
ネパール大震災復興紀念堂
まずは須磨寺の入口にある建物。
昔はこのスペース自体なかったと思うので、ネパール大震災後に作られたようです。
建物内にはストゥーパ(仏塔)やタルチョがあり、本当にネパールにいるような空間でした。
須磨寺は何かネパールと関係があるお寺なのでしょうか。
境内へ
門の前から見ても広いお寺だという事がわかります。
門を潜り抜けると、左手に侍の銅像があります。
源義経の家来、熊谷直実と平清盛の弟、平敦盛が戦う姿です。
かっこいいですね。
その近くにあった蛙の銅像。
ビックリしたい人は目、借金がある人は首を回すそうです。
次に亀の銅像を発見。
亀の背中に乗っているのは七福神マニコロというそうです。
調べてないけど、ネパールやチベットでよく見かけるマニ車と関係がありそう。
階段を上がって本堂へ向かいます。
本堂の横には「義経腰掛の松」があります。
源義経がここに座り、熊谷直実が討ち取った平敦盛の首を持って実検したそうです。
普通にこわいですね。
本堂横にある建物の屋上に上ると、さっき見た熊谷直実と平敦盛が戦う銅像が見えました。
本堂も良い感じに見えます。
さらに奥に進むと、大きな三重塔があります。
かなり遠くの方にいても見える巨大な塔です。
三重塔から西側はとても広い敷地のお墓となっています。
ちょっと変わった銅像です。その名も、『きんぽとん童子』
「金太郎のように健康で、浦島太郎のように夢をもって、敦盛のように心優しく音楽を愛してほしい」という思いを込めて作られたそうです。
須磨寺のゆるキャラですかね。
ここが平敦盛のお墓です。
昔のお墓は石積みだったのでしょうか。
この他にも触ると音楽がなる銅像が有ったり、見ざる聞かざる言わざる+2匹の猿の銅像が有ったり、少しシュールでエンターテイメント性の高いものが多いお寺です。
子供が行っても退屈しないお寺だと思います。
アクセス
徒歩の場合
JR「須磨駅」から北へ12分
山陽「須磨寺駅」から北へ5分
市バス「天神下」から北へ12分
車で行く場合
南の入口側ではなく、北のお墓がある側に無料の専用駐車場があります
須磨寺の入口(南側)には有料のコインパーキングも有ります。
詳細は須磨寺のホームページをご確認ください。
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